- 階段を降りる時に下を見てクラクラめまいがする
- めまいで家事ができない
このようなお悩みはありませんか?今回のブログを見ていただくことで下を向くとクラクラするめまいを解消することができます。
お悩みの方ぜひ参考にしてみてください。
こんにちは。整体院 Body Make Salon “R” の松山 陸です。
今回は50代女性の患者様から
⚫︎下を向くとクラクラするめまいがある。
⚫︎めまいで家事ができない
との問い合わせがありました。お話を聞いていくと、「急にめまいがしてそこから変わらず続いていて不安になり、病院で検査をしてもらいましたが異常はなく良性発作性頭位目眩症と言われました。ただ薬を飲んでいても変わらないんです。」
とお話をいただきました。全身を確認していきながら施術をしていくことで原因がわかり、不安なく家事ができるようになったとの報告をいただけました。
どうしてこのようになったのかの原因と解決策を詳しく説明します!
今回は
①大きく3つの原因について
②良性発作性頭位目眩症とは
③セルフケアについて
①大きく3つの原因について
今回全身をくまなく検査をして出てきた問題は3つあり、1つ目が胸骨の硬さの問題、2つ目が骨盤のズレ、3つ目が目の縦の動きの問題でした。
胸の硬さと骨盤のズレ問題の解説
頭の重さは、成人で体重の約10%、つまり60kgであれば約6kgと言われています!!
なかなか重いですね。簡単に例えるとこれはボウリングのボールの重さ(11ポンドから13ポンド)に相当します。なので常に座っている時立っている時はこの重たい頭を支えなければなりません。
ということはですよ。
頭の下の土台である、胸と骨盤が硬い、またはずれているとすると頭の位置はどうなると思いますか??硬いと地震が起きてストレスを逃すようにしなる能力がなくなるのでバランスが取れなくなります。ズレている状態だとズレた状態に合わせて上は倒れないようにバランスをとります。そうすることで重い頭の位置がズレた状態でキープされるので脳が水平に保たれないため勘違いを起こしてめまいを発症します。
目の動きの解説
この目の動きは脳血管障害の時にも使われる検査です。実際に脳血管に問題があってできない方もいらっしゃいますが今回の方は病院で検査をして異常がなかったためこの問題は省きました。
その中で目を上下に動かすことができず、首ばかりが動いてしまう状態でした。目が動かず首で代わりに動かしてしまうので首にう負担がかかり、首の上にある頭がグラグラ毎回動かされている状況です。
ボーリングのボールの重さのものが毎回動かされるのでストレスがかかるのは容易に想像できると思います…
なので目の動きが分離してできることが非常に大切です。
②良性発作性頭位めまい症について
NHK健康番組でも紹介されていましたがめまいで最も多いと言われているのが耳石が原因で起きる良性発作性頭位めまい症(BPPV)です。
耳には頭の傾きを知るための「耳石」と頭の回転を知るための3つの「半規管」があります。耳石の一部が欠け、もしくは剥がれ落ちると半規管に入り込むことで脳に異常な情報を伝えてしまい、めまいが起こります。
耳石が欠ける要因には、加齢、女性ホルモンバランス異常(カルシウム代謝異常)、ストレス、内耳の病気、頭部外傷と言われています。
今回はご紹介だけとなりますが一般的に病院での診断や当院でも多くこちらを検索してきてくださる方が多いです。良性発作性頭位めまい症(BPPV)の検査があり、引っかかった場合は別の施術をしていく必要があります。
③セルフケアについて
動画にしましたのでこちらを参照ください!
A骨盤のズレを改善させていくためにお尻の中でも起きな筋肉の大臀筋をストレッチ
今回は下を向いてしまうとめまいが出ますので寝ながらの方法をお伝えします。
寝る前に30秒、ポイントは反対側の方に向けてというのがミソです!
B胸の硬さを改善させるケア
乳房と乳房の間に胸骨という骨があります。これは一般的に動きませんが健康的な木のようにしなります。このしなりがないとバランスを保てなくなるので柔らかくしていきましょう!
時間がある時にコリコリと乳房と乳房の間の硬い骨を触ります。痛みを伴うまで行わず、コリコリといた気持ちいくらいで十分です。時間は30秒ほどでOKです!
C目の動きの改善
目の動きを改善させるために上下に手を置いて人差し指を出します。上下の人差し指を顔が動かないように目だけを動かします。めまいがこれで出る方は一度休憩して再度チャレンジしてみてください。徐々に慣れていきます。
僕は時寝る前がおすすめです。朝から行うと気持ち悪くなる恐れもありますので。
これができるようになったら幅を広くしたり早く行ってみたりレベルアップして行いますが改善度に合わせて提案していきます。
まとめ
下を向くと出るめまいの原因と解決策についてお話ししました。このような方で当てはまる可能性があるのが・・・
- 胸骨の硬さの問題
- 骨盤のズレ
- 目の縦の動きの問題
が考えられます。
それぞれのセルフケアをご紹介しました。これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。その際は当院でお役に立てることががありますのでぜひご相談ください。
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