- 庭の仕事でしゃがみ込んで草をとっていると右股関節の付け根が挟まれて痛い
- 歩いているとだんだん右股関節の付け根に痛みが出る
このようなお悩みはありませんか?
股関節の付け根が挟まれるように痛い!レントゲン上は問題ない?その理由と解決策がわかります。
お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

こんにちは。
整体院 Body Make Salon “R” 代表の松山 陸です。
今回は60代女性のお客様から
- 庭の仕事でしゃがみ込んで草をとっていると右股関節の付け根が挟まれて痛い
- 歩いているとだんだん右股関節の付け根に痛みが出る
とのご相談がありました。
お話を聞いていくと
1週間前から右股関節前の痛みが出てきて整形外科にいきレントゲンを撮りましたが特に異常がなく薬をもらったそうです。
ただ時間が経っても症状が変わらず庭掃除や普段しゃがみ込んで仕事をすることもあり辛い。
痛みのない生活に戻り、孫が生まれてくるまでになんとかしたい
とお話をいただきました。

いつもの通り全身を確認していきながら施術をしていくことで繋がりがみえ原因がわかりました。
徐々に右股関節の挟み込まれる痛みがなくなり、庭仕事もこれから生まれるお孫さんのための部屋の片付けも無事できたと喜んで頂きました。
今回は
①なぜレントゲン上に問題がないのに痛いの?
②今回の原因
③ご紹介したセルフケアについて
説明します!
①なぜレントゲン、MRI上に問題がないのに痛いの?

これは良くある問題だと感じています。
当院にも今回のお客様と同じようにレントゲン上問題はないけど痛いんです。という方が多いからです。
さて。
ではなぜ写らないのでしょうか。
これはドクターも悪くないですし、レントゲン、MRIも悪くはありません。
そもそもレントゲン、MRIに骨や関節、筋の硬さは検出されないからです。
逆を返せばレントゲン上で写ってしまう問題の方がかなり問題のことが多いです。
例えば骨折、石灰化、靭帯・筋断裂、炎症、などなど

なので、骨や関節、筋肉の硬さは触診、可動を確認して何が硬いのかを検査する必要があります。
そしてその硬さと今回の症状がどう関わっているのか。
ここが大事です。
全身を診て触ることで確認をしていき、問題が出ているところにアプローチをしていきます。
②今回の原因について
結論からお話ししますと
右膝と右足関節の緩さでした。
お話を聞いていくと20年前に右膝の靱帯を伸ばしてしまったとのお話しがありました。
その周囲の関節や組織を調べていくと
右膝は健常な方よりも緩く、右足関節も一緒に緩くなっていました。
特にここの問題があると判断をしました。
簡単に例えると
膝、足関節が緩いということはグラグラしている状態なので常にキャスター付きの椅子の上に立っている状況ですね。

この上で作業をするとなるとなんとか力をいれて体を固定しなければ作業ができません。
そこで固定に働いたのが結果的に股関節であり、常に緊張をしていたせいで股関節周りの筋内圧が上がったと考えました。
筋内圧のアップは血圧を測るときにぎゅーと圧迫された状態に似ていますね。
あれが常に続いていたら痛いに決まってます。

なので右膝と右足関節が安定するように骨、関節にアプローチをしました。
特に足関節、膝関節両方に存在する
『腓骨』
に対してアプローチしました。
腓骨は衝撃吸収に作用しますし足の外側、膝の外側の安定にも作用します。

③ご紹介したセルフケアについて
A:足を絞る
B:膝の内側外側をコリコリと挟みながら触る
まとめ
変形性股関節症で右股関節の痛みで歩けないその理由とはについてお話ししました。
①硬さはレントゲン上には写らない!
②膝と足首をつなぐ腓骨の問題
③ご紹介したセルフケアについて
についてお話しさせて頂きました。
それぞれのセルフケアをご紹介しましたが
これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください。
こちらの問い合わせ、もしくは電話でのご連絡ください。
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