最近電話で
背骨のオペをした後なのですが…施術をできますか??
と聞かれることが多くありましたので、今回この質問に対してのブログを書かせていただきました。
今回のブログを見ていただくことで背骨のオペをしていても施術をして良いのかがわかります。
お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

こんにちは。
整体院 Body Make Salon “R” 代表の松山 陸です。
今回は背骨のオペを過去にしたことがあるという患者様の声が多いのでブログにしました。
- 脊柱管狭窄症で10年前に固定術をしたのですが施術が不安です。
- ヘルニアのオペでボルトが腰に入っているのですが施術は大丈夫でしょうか。
とお電話での問い合わせがありました。
このようなことを不安に思う方多いと思いますがポイントがありますのでご説明させて頂きます。
①実際に施術をしてもいいのか
② 脊柱のオペについて
③セルフケアについて
この3つを中心にお話をしていきます。
①実際に施術をしてもいいのか
結論からお話ししますと
もともともっている疾患やリスクを理解した上であれば施術はしても良いです。ただ施術者の知識と技術による。
というのが今回の結論です。
なのでもともとの病気に対して
どんな病気なのか。
どんなリスクがあるのか。
どういうことが考えられるか。
など、この辺りの知識は必須です。なので何も知らずにマッサージや触るというのはかなり危険だと僕は感じています。

背骨のオペをしてそのオペはどういう目的で行なっているのかをレントゲンをみて考えながら施術をしています。
どこを止めているのか。
どんな止め方をしているのか。
それによって行うことが変わってくるからです。
②脊柱のオペについて
たくさんのオペがあるのでお話が難しいのですが僕はまず大事にしているのは
- 固定しているのか。
- 可動しやすいようにしているのか。
ここを特に着目しています。
今回は特に固定術をしている方からの問い合わせが多かったのでこちらについてお話をしていきます。
固定術にも種類がたくさんありますが当院で見かけて、尚且つお客様のカルテでみる後側方固定について文献から抜粋しました。

後側方固定(PLF)
椎間板には侵襲を加えず、横突起間あるいは椎間関節周囲に骨移植を行い、椎間を固定する方法である。手技的に椎間の開大が困難であるため、矢状面バランスを矯正することは困難である。75歳以上の高齢者に対しては、椎体間固定と成績は同等であり、侵襲を考慮すると推奨されるとする報告もある。
とあります。
んー難しいのでポイントだけ
椎間板には傷はつけない。
背骨と背骨を動かないように固定する。
ここが施術をしていく上で大事だと感じてます。
固定をするということは動きすぎていて構造上に問題が出ているということだと解釈しています。
なので腰痛で動きが悪いのでマッサージしましょうはNGだとわかります。
固定しているのでそうそう動きませんがこの考え方は危険です。
さらにそもそも腰椎は構造上、動きが大きい場所ではありません。

逆になぜこんなにも固定をしなければならないくらい可動してしまう構造になってしまったかが大事です。
可動範囲が大きいはずの股関節、肩関節の動きが出ないことによって問題が出ている人がいます。
股関節と肩関節は3軸の関節なので大きく動きます。
イメージは昔の充電器のコードがわかりやすいと思います。
充電器に差し込む部分がよく捻れてケバケバになり壊れてしまいませんでしたか??
あれは充電器がつながっているところが過度に捻られすぎて壊れているのです。
(充電しながら使っていたりすると充電部分にのみ捻れが強くかかるので)

コード全体で捻られれば壊れないはずです。
背骨も同じで股関節、肩関節がしっかりと動かない分腰が捻られてしまったのではないでしょうか?
③セルフケア
股関節と肩関節のストレッチを1つずつご紹介します。
❶
❷
ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
背骨のオペをしているけれども、施術はできるの?についてお話ししました。
上記の注意点を確認してもらえると幸いです。
それぞれのセルフケアをご紹介しました。
これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください。
こちらの問い合わせ、もしくは電話でのご連絡ください。
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