首の痛みでランドセルが背負えなくて学校に行けない
整形外科で安静と言われたけど首の痛みが変わらなくて不安
こちらのブログを見ていただくことで首の痛みでランドセルが背負えない原因がわかります。
お悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。

こんにちは。
整体院 Body Make Salon “R” 代表の松山 陸です。
今回は10歳女性のお客様から
- 首の痛みでランドセルが背負えなくて学校に行けない
- 整形外科で安静と言われたけど首の痛みが変わらなくて不安
とご相談がありました。
以前から肩こりがあったがランドセルを背負うとかなり痛みが強くなりランドセルを背負えず学校に行けずに困っている
とお話をいただきました。

まだ若いにもかかわらずこのような問題が出ておりなぜだろうと思いつつ筋、骨、靱帯、内臓と全身を確認していきながら施術をしていくことで繋がりがみえ原因がわかりました。
①ランドセル症候群とは
②今回の2つの原因
③セルフケア
について、ご説明します!
ぜひ同じような症状のお子さんは参考にしてみてください!
①ランドセル症候群とは
学校入学といえば、誰もが楽しみにしている「ランドセル」。しかし、このランドセルが子どもの健康に影響を及ぼすことがあるのをご存知でしょうか?

「ランドセル症候群(ランドセルシンドローム)」
と呼ばれる症状が注目されつつあります。
ランドセル症候群とは?
「ランドセル症候群」とは、重いランドセルを背負い続けることによって起こる身体的・精神的な不調を指す言葉です。
医学的な正式名称ではありませんが、近年メディアや教育関係者の間で使用されるようになりました。
子どもたちはまだ骨や筋肉が発達途上にあり、姿勢や体のバランスを保つのが大人よりも難しい時期です。そこに重たいランドセルを長時間背負うことで、首・肩・背中・腰に負担がかかり、以下のような症状が出ることがあります
主な症状(病態)
1. 肩こり・首の痛み
ランドセルの重みで肩の筋肉が常に緊張状態となり、血流が悪くなって筋肉疲労を引き起こします。首や肩に痛みやこりを感じるようになり、ひどい場合は頭痛にもつながります。
2. 猫背や姿勢の歪み
重い荷物を毎日背負うことで、子どもが前かがみになりがちになり、猫背や反り腰といった姿勢の歪みが起こることがあります。これにより、背骨や骨盤に悪影響を与えることもあります。
3. 呼吸が浅くなる
前かがみの姿勢を取ることで、胸が圧迫されて呼吸が浅くなる場合があります。浅い呼吸は疲れやすさや集中力の低下にもつながるため、学業面にも影響が出ることが懸念されます。
4. 登校拒否や精神的ストレス
身体的不調が続くことで、子どもが登校そのものを嫌がるようになることも。重いランドセルが「学校に行きたくない」という気持ちの引き金になってしまうケースも少なくありません。

ただ年齢の子でもこのようなことが起こらない子もいるのが事実です。
実際に施術をすることで良くなっていきましたので今回は何が原因だったかお話をしていきます。
②今回の2つの原因
問題は仙骨の位置がおかしいこと、自宅でのスマホを使う時の姿勢でした。
1. 仙骨の位置がおかしいこと
今回は仙骨の位置がおかしいことで股関節の可動が少なくなり首への影響がありました。
これを
ジェンガでたとえる仙骨の役割
ジェンガの一番下のブロックがしっかりしていれば、上にいくつブロックを積み上げても安定します。でも、もし一番下のブロックがぐらついたり、傾いていたりしたらどうでしょう?
その上にあるブロックはすべて不安定になり、最悪の場合は崩れてしまいますよね。

仙骨もそれと同じです。
仙骨が傾いたり歪んだりすると、その上にある背骨や頭の位置もズレてしまい、姿勢が崩れて肩こり、首の痛み、不調につながったと考えられます。
つまり、仙骨が整っていれば、体全体のバランスや安定性が保たれ、無理なく動きやすくなるポイントのひとつです。
2. スマホを使う姿勢
私たちの頭の重さは、成人でおよそ5〜6kgあります。
これは、ボウリングの玉や大きめのスイカ1個分くらいに相当します。
普段、頭は背骨の真上にバランスよく乗っており、首や肩の筋肉にかかる負担は少ない状態です。
ところが、スマホを見るときに多くの人が無意識にとる
「首を前に突き出す」
「猫背になる」
といった姿勢は、その重たい頭を前にずらした状態で支えることになります。

これは、ちょうど腕を前に突き出してボウリングの玉を持ち続けているのと同じように、筋肉が重さを直接支える必要があるため、首や肩に大きな負担がかかります。
さらに、頭が前に傾く角度が大きくなるほど、首にかかる負荷も増加します。
例えば、首を約30度前に傾けるだけで、首には18kg以上の重さがかかるとも言われています。
これが長時間続くと、首や肩の筋肉が疲労し、痛みやコリの原因になります。
ひどくなると「ストレートネック」と呼ばれる状態になり、慢性的な不調につながることもあります。
ただ昔良しも公園で遊べなくなったり運動不足や長時間のゲーム・スマホ使用により、姿勢が悪くなっている子どもも多く、それがランドセルの負担に耐えられない原因もひとつあるとは思います。
③セルフケア
A
仙骨が後ろに倒れすぎることで姿勢が悪くなってきます。
なので骨盤を立てるのですが
立てすぎると問題が出てきますので
骨盤をMAXまでたてて MAXまで丸くした中間よりも少し後ろくらいが1番よいです!
下記の動画を参考にしてみてください
B
背筋が良くなるためのセルフケアで
手を後ろに組む
胸を前上に押し出すようにもっていく
そうすることで仙骨もたち尚且つ胸周りの筋肉も一緒に伸びるので一石二鳥!
まとめ
キズキする頭痛が続くその原因と対策ついてお話ししました。
首が痛くてランドセルが背負えない…解決するために大切な2つのこと!ついてお話ししました。
セルフケアは
A 仙骨を良い位置で座ること
B 胸周りのストレッチをすること
についてお話しさせて頂きました。
それぞれのセルフケアをご紹介しましたが
これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください。
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