夕方になると足が攣りやすい
昔から便秘に悩んでいる
このようなお悩みの方いませんか?
水分が関係している可能性があるかもしれません。
水分が身体に与える影響と解決策がわかります。
お悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。

こんにちは。
整体院 Body Make Salon “R” 見明です。
今回は20代女性のお客様から
- 仕事終わりに車運転中に足が攣ってしまう
- 数年前から便秘で悩んでいる
とご相談がありました。
仕事を始めてから、今回の悩みが出てきたとのこと、、。
初めは、仕事始めでのストレスかと思って深く考えず、数年が経過。
食事では食物繊維や発酵食品を摂るなど気をつけているが、仕事上、なかなかトイレにいけないから水分補給をなるべく避けている。
とお話をいただきました。
まだ若いにもかかわらずこのような問題が出ておりなぜだろうと思いつつ筋、骨、靱帯、内臓と全身を確認していきながら施術をしていくことで繋がりがみえ原因がわかりました。今回は
①水分とは?
②足が攣ってしまう、便秘になってしまう原因とは?
③おすすめした日常生活で気をつけること
について、ご説明します!
①水分とは?
体の中の水分のことを『体内水』といいます。

成人の体の約6割が水分でできています。
こんな話を聞いたことはありませんか?
その水分が体の中にどのように存在しているのか、なかなかイメージすきませんよね。
例えば、筋肉の7割~8割、皮膚の7割、硬くて水分なんてないと思っていた骨でさえ、3割が水分でできているのです。
そのほかにも、血液、リンパ液、脳や脊髄にも水分が含まれています。
そして、これらの水分がこの場所に留まっているのではなく、全身を循環しています。
この循環も、体の中の水分が満ちていることで滞りなく行われます。
逆を言えば、水分が足りていなければ、体の中の組織に十分に水分が行き渡らなくなり、体の不調が出る。ということになります。
この体内水は寄せ鍋のつゆのようなものと考えてみてください。
臓器は鍋の具材
体内水はつゆ
鍋は具材がいくつもの種類が入っていて、しっかりつゆが染み込んでいて初めて鍋として成立します。

実は、体も同じなんです。体の臓器もしっかり体内水が満たされていることで元気に機能します。
鍋のつゆが足りなくなったら継ぎ足すように、体内水も定期的に継ぎ足す必要があります。
なので、こまめに水分を補給することで、臓器、筋肉、骨に水分が十分に行き渡り体の不調が起きにくくなります。
②足が攣ってしまう、便秘になってしまう原因は?
先ほどもお伝えしたように、筋肉の7〜8割が体内の水分です。
体内水が減ってくることで、体の動き(筋肉の動き)が鈍くなっていき、
体内水の循環も徐々に悪くなっていきます。
こうした現象が起きたことで、筋肉内の体内水が溜まっていき、浮腫みが起きます。
浮腫みが起きることで、
全身のだるさ、手足のこわばり、筋肉が攣る
と様々な問題に繋がってきます。
体内水が減ることで、循環が悪くなり、浮腫みが起き、筋肉が攣ってしまうということですね。
浮腫みやすい方は水分が足りない体からのサインかもしれません。
次は便秘についてお話ししていきましょう。

体内水が減ってしまうことで臓器の動きが鈍くなってしまう。
と先ほどお話ししましたね。
そもそも、便がどうやって肛門まで運ばれてくるのか?
なかなか想像できませんよね。
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)によって肛門まで運ばれます。

蠕動運動というのは、腸が波打つように繰り返し動くことで便が肛門まで運ばれます。
また、腸内に水分が足りないことで便が硬くなってしまい、便が動きにくくなってしまうことでより便秘が悪化してしまいます。
このように、体内水が少ないことで、便と腸どちらにも悪影響を与え、便秘になりやすくなってしまいます。
今回の方の場合ですと、
いつも飲んでいるものが麦茶だったこと
1日の水分量が低かったこと仕事で
に水分が補給できなかったこと
が原因でした。
今回、おすすめした水の飲み方に変えて
初めは、なかなか、毎日続けることが厳しく、2日に1回くらいのペースで始めて、徐々に毎日水を飲めるようになり
約1ヶ月行っていただいた結果、
仕事終わりの足の攣りがなくなった
毎日、便が出るようになった
とご報告がありました。
③おすすめした日常生活で気をつけること
動画はこちらを参照ください
・水分を水に変えること
・こまめに水分摂取すること
・水分量は体重〇〇kg✖️30ml飲むこと
・水分を水に変えること
お茶、ジュース、コーヒー、スポーツドリンクなど様々な飲み物があります。
これらには、ミネラル以外の成分が入っており、純粋な水分補給にはなりません。
お茶には利尿作用、コーヒーにはカフェイン、ジュースやスポーツドリンクには果糖や糖質が含まれでいます。

なので、体内水の補給としては『水』がおすすめです。
上記で挙げた飲み物は嗜好品として楽しむことは全然問題ないです。
ただ、水分補給という名目で摂取せるものを『水』に変えてみてください。
体全体の体内水の入れ替わりが約1ヶ月と言われていますので、まずは、1ヶ月ほど試してみるのもいいと思います。
・こまめに水分摂取すること

一気に体に水分を入れても体はなかなか吸収してくれません。
体に良い食べ物でもたくさん摂ればいいってわけではありませんよね?
水も同じなんです。
一気に水を飲んでもただ排出される量が増えてしまうだけで体には決まった量しか吸収してもらえません。
1度に200~500mlの水分しか吸収されないので、
コップ1杯(200ml)くらいを7−9回
500mlペットボトルだったら3回
にわけて飲むことで吸収もスムーズに行えます。
・水分量は体重〇〇kg✖️30ml飲むこと
私たちが日常生活でどれくらい水分が排出されるか知っていますか?
尿や便 1100~1600ml
吐く息 400ml
汗 600ml
合計2100~2600mlの水分が排出されています。
逆に水分はどれだけ摂取しているのか?
気になりますよね。
一般的な食事をとっていれば、800ml
体内の脂肪分解などで300ml
合計1100mlしか水分を得られていないのです。

なので、この不足している1000ml(1L)~1500ml(1.5L)の水分を補う必要があります。
体格によっても差が出ますので、自分に合った水分量をとる必要があります。
今回の方の場合、細身の女性 体重約40kgでしたので、
約1200mlを目安に水分を取っていただきました。
僕で例えるなら、63kgですので、
63kg✖️30ml
1890ml必要ということになります。
それぞれの体格に合った水分量が必要となります。
まとめ
今回は、
①水分とは?
②足が攣ってしまう、便秘になってしまう原因とは?
③おすすめした日常生活で気をつけること
についてお話しさせていただきました。
今回は水分を中心にお話ししましたが、これらで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください。
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