帯状疱疹になる原因と対策とは??
家族、親戚が帯状疱疹になった
仕事が忙しくて帯状疱疹になってしまった
今回のブログを見ていただくことで帯状疱疹になってしまう理由と対策がわかります。
お悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。

こんにちは。
こんにちは。整体院Body Make Salon R 見明大です。
お客様から帯状疱疹後の神経痛があり歩けないとお話しをいただきましたので今回の原因と対策についてお話ししていきたいと思います。
今回は70代女性のお客様から
- 帯状疱疹になってから足の痺れが残っていて歩けない
- 痺れているところを触るだけでも辛い
とご相談がありました。
お話を聞いていくと、
2023年に腰部脊柱管狭窄症の手術をしており、左下肢と臀部に痛みが残っていたこと。2025年1月から左膝から下が帯状疱疹になってしまい、痺れがずっと残っていて生活しているだけでも辛い。
少しでも痛みが和らいで楽になりたい
とお話をいただきました。
初めて来院された時は、痛みが強く、歩くこともかなりお辛い状況だったのでどうしようかと頭を抱えてしまいました、、。
いつも通り、全身を確認していくことでつながりが見え、原因がわかりました。
徐々に帯状疱疹後の痛みは徐々に軽減してきました。
今回は
①帯状疱疹とは?
②今回の原因と帯状疱疹の原因とは?
③実際にお伝えしたセルフケアと帯状疱疹の対策について
について、説明させていただきます。
①帯状疱疹とは?

帯状疱疹は、
水ぼうそうのウイルス(=水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因
で起こる皮膚疾患です。
「えっ、水ぼうそう?大人は関係ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実は大人にこそ起こりやすいんです。
子どもの頃にかかった水ぼうそうは、治った後もウイルスが体内に潜んでいます。
そして、免疫力が落ちたタイミングで再活性化し、神経に沿って暴れ出すことで帯状疱疹として発症します。
そもそも、どのくらいの人が患ってしまうのか気になりませんか?
どんな症状が多いの??と気になりますよね。
帯状疱疹は、皮膚だけでなく神経そのものにも炎症を起こすのが特徴です。湿疹のような症状は以下の場所が多いです。

神経の走行に沿って出るため、帯状となることから帯状疱疹と呼ばれているんですね。
症状としては、
● 初期症状(1~3日)
• チクチク・ピリピリとした痛み(かゆみではなく痛み!)
• 発熱・だるさ・倦怠感
• 発疹の前に感じる違和感(※皮膚に異常はまだ出ない)
● 発疹期(3日目~1週間)
• 赤く帯状に広がる発疹
• 小さな水ぶくれ(数日でかさぶたに変化)
• 神経の走行に沿って左右どちらか片側にだけ出るのが特徴
● 後遺症(帯状疱疹後神経痛)
治ってからも痛みが数ヶ月~数年続く場合があり、
帯状疱疹後神経痛
と言います。
特に50代以降の方では、この後遺症に悩まされるケースが多いため、早めの対処が非常に重要と言われています。
②今回の症状の原因と帯状疱疹の原因とは?
今回の患者様は、足首の硬さが原因でした。
特にスネの横にある骨の腓骨という骨を動かすこと、足首の筋肉の硬さをとることで症状が緩和してきました。
では、なぜここの硬さが取れることで症状が緩和されたのか?解説していきたいと思います。
スネの横にある腓骨、足首の筋肉が硬くなると、スネと腓骨の間にある膜の硬さが生じてしまいます。
その中には動脈、静脈、神経があり、そこの循環も悪くなってしまいます。
わかりやすく例えると、硬くなった部分の血管や神経がずっと血圧計の圧迫のようにギューっと絞られるような感じです。

この状態が続いてしまうと、
神経がずっと痛みの信号を出し続けて痛みに敏感になってしまうことや循環が悪くなり浮腫みが強くなってしまいます。
浮腫みが続くことで、筋肉の動きが悪くなりより循環が促せなくなるという悪循環にもなってしまいます。
特に今回の帯状疱疹は足首から脛の外側にかけて強い痺れと発疹ができていたため、その影響が強かったのかと考えられます。
先ほどもお伝えしたように、免疫力が低下することで体の奥に眠っていた水ぼうそうウイルスが活性化してしまうので、、
1番の原因は
免疫力の低下
です。

では、なぜ免疫力が下がってしまうのか説明していきますね。
主な原因として
・過労
・睡眠不足
・ストレスの蓄積
・血流やリンパの流れが悪い
・病気や薬による免疫力低下
・加齢による免疫力の自然な衰え
が考えられます。
その中でもご相談が多かった原因についてお話ししていきます。
・睡眠
免疫細胞の活動を支える重要な時間です。
いつも寝不足な方は免疫力の低下に直結するので帯状疱疹に限らず体調を崩しやすくなることも考えられます。

・血流やリンパの循環が悪くなっている
関節、背骨、筋肉などが硬く動きにくくなってしまうと、循環が悪くなることで免疫細胞の巡りが悪くなってしまいます。

・ストレスや過労
精神的なストレスが続くと自律神経のバランスが崩れ、免疫機能を抑制するホルモンが過剰に分泌されてしまいます。それにより、免疫細胞の働きが鈍くなってしまうことも原因の1つです。

・加齢
年齢を重ねることで、自然免疫や獲得免疫の反応が鈍くなり、病気にかかりやすくなります。
特に、高齢者は帯状疱疹などのウイルス性疾患が重症化のリスクはかなり高くなります。
③実際にお伝えしたセルフケアと帯状疱疹の対策と予防について
実際にお伝えしたセルフケア
・痛みの強い部分を優しく触ること
今回の件でお話ししますと、
刺激に対して脳が痛みに過剰に反応してしまっている状態、痛みのあるスネの外側は何をやっても痛いという認識になっておりました。
そのため、実際に僕が触って確認すると、
あれ、痛くない。
となり認識の問題もあるのかなと考えました。
この時に痛みに我慢しながら行わないようにと注意しながら行なっていただきました。
その後、ご自分でも触ってみると痛みは少しありましたが以前ほどの痛みには感じませんでした。
このセルフケアは認識を改める目的で行ってもらいました。
・足首をこまめに動かすこと
こちらも同様に動かすと痛いという認識になっていたので痛みの範囲内で動かすことで認識を改めること、筋肉を使うことで循環を少しでも促すことを目的に行っていただきました。
動かし方としては、
・足の指をグー、パーと,繰り返すこと
・足首を上下に動かすこと
です。
この運動も痛みが強く出ないように調整しながら行なっていただきました。
⚫︎予防としてできること
・しっかり睡眠をとること(休息日を作る)
・栄養バランスを整えること
特に免疫力を高める目的ですと
ビタミンA.C.D、亜鉛、タンパク質、食物繊維や発酵食品

が挙げられるので意識してみてください。
・軽い運動やストレッチをすること
まとめ
今回は、帯状疱疹についてと原因と対策、予防についてお話しさせていただきました。
①帯状疱疹とは?
②今回の原因と帯状疱疹の原因とは?
③実際にお伝えしたセルフケアと帯状疱疹の対策について
お話しさせていただきました。
それぞれのセルフケアをご紹介しましたが
これらのセルフケアで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください。
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