- 介護仕事で前屈みになると腰が痛む
- 介助の動きが多い日には腰が痛くて眠れない
このようなお話をいただきましたのでお話させていただきます。

こんにちは。
整体院Body Make Salon R 見明 大(みあけ だい)です。
・介護仕事で前屈みになると腰が痛む
・介助の動きが多い日には腰が痛くて眠れない
とお話しいただきましたので、ご紹介させていただきます。
今回は40代男性のお客様から
介護の仕事をしているが、ベッド横での介助の仕事がある日は痛みが強くなり眠れない。
痛みがあると家で床に座っているのも辛い。
10年近く前から痛みが出て、治ってを繰り返していた。整形外科では昔、椎間板ヘルニアだと診断された。
事務作業の日ではあまり痛みもなく生活できている。
今の仕事は好きなので腰の痛みでやめたくない。
とお話しいただきました。

いつも通り全身を確認しながら施術していくことでつながりが見え、原因がわかりました。
今回は
1.腰椎椎間板ヘルニアについて
2.今回の痛みの原因
3.お伝えしたセルフケア
についてお話しさせていただきます.
1.腰椎椎間板ヘルニアについて
① 腰椎椎間板ヘルニアってどんな病気?

人間の背骨は、「椎骨」という小さな骨が積み木のように連なってできています。腰の部分は「腰椎」と呼ばれ、5つの骨が並んでいます。
その骨と骨の間には「椎間板」というクッション材があり、衝撃を吸収したり、しなやかに動けるようにしています。
椎間板は、ドーナツのように「外側の繊維輪」と「中のゼリー状の髄核」でできています。
腰椎椎間板ヘルニアは、この髄核が外側に飛び出してしまい、神経を圧迫して痛みやしびれを起こす状態です。
②なぜヘルニアは起きるのか?
・ 長時間の座り姿勢
座っているときは、実は立っているときよりも腰にかかる圧が大きくなります。特にデスクワークや運転などで前かがみ姿勢が続くと、椎間板への負担が増えてしまいます。
・ 重たい物の持ち上げ
中腰で重たい物を持ち上げると、腰椎に急激な圧力がかかり、椎間板が押しつぶされてしまいます。
・加齢による変化
年齢とともに椎間板は水分が減り、弾力性が低下します。その結果、少しの負担でも損傷しやすくなります。

・ 筋肉のバランスの崩れ
腹筋や背筋など、腰を支えるインナーマッスルが弱くなると、椎間板への負担が増します。
特に体幹の筋力が落ちていると、日常動作でも腰へのダメージが蓄積されやすくなります。
③ 主な症状
腰椎椎間板ヘルニアでは、症状の出方は人によって違いますが、代表的なものは以下の通りです。
• 腰の痛み(鈍痛または鋭い痛み)
• お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけてのしびれ(坐骨神経痛)
• 足に力が入りにくい(筋力低下)
• 長時間立ったり歩いたりすると症状が悪化する
• 咳やくしゃみで痛みが強くなる
特に、しびれや筋力低下が強い場合は、神経の圧迫が進んでいる可能性があるため注意が必要です。
2.今回の痛みの原因

今回の痛みの原因は両太ももの裏側の硬さでした。
なぜ、太もも裏の筋肉が固いことで痛みが出てくるでしょうか?
お辞儀をするときに誰もが太ももの裏の突っ張り感を感じたことがあると思います。ここが伸びなくなると腰だけで身体を曲げようとするので腰に大きな負担がかかり、腰痛になることが多いです。
本来、身体を曲げるときには股関節と腰が互いに動くことで成り立つ動作になります。
そのため、太ももの裏が硬いことで股関節で行う機能を腰でカバーすることになり、本来よりも腰の負担が多くなります。
窓際族の仕事量が少ない人と仕事量が多すぎて忙しい人で例えると、、、
仕事量が多い人は明らかに負担が多いですよね?
その負担を抑えるには、仕事量を減らすか、窓際族の人に仕事を分けるかになるわけです。
今回で言うと、
仕事量が多い人は【腰】
窓際族の人は【股関節】
になってくるわけです。

その窓際族をどのようにして働かせるかと言うことが課題になってきます。
今回は、ハムストリングスの硬さをとることで無事、股関節を働かせることができました。
ハムストリングスは骨盤から膝にかけて伸びている筋肉なのでハムストリングスが硬くなると骨盤が動きにくくなります。
骨盤が動きにくくなると、腰椎(背骨)が余計に動いてしまうため、腰痛のリスクも高くなります。
特に前屈みになることが多い人は日々下記のストレッチを行い、予防していきましょう。

3.実際にお伝えしたセルフケア
・外側ハムストリングスのストレッチ
・動かないとやばい骨盤の動き(座位編)
・股関節コロコロワイパー運動
まとめ
今回は、腰椎椎間板ヘルニアについてと痛みに対するセルフケアについてお話しさせていただきました。
・腰椎椎間板ヘルニアについて
・今回の痛みの原因
・実際にお伝えしたセルフケア
お話しさせていただきました。
それぞれのセルフケアをご紹介しましたが
これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください
こちらの問い合わせ、もしくは電話でのご連絡ください。
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