- なんとなく頭が重い日が続く
- 頭痛薬が手放せない
とお話をいただきましたので今回は頭痛の原因とその対策についてお話しさせていただきます。

こんにちは。
整体院Body Make Salon R 見明 大(みあけ だい)です。
⚫︎なんとなく頭が重い日が続く
⚫︎頭痛薬が手放せない
このようなお話をいただきましたのでご説明させていただきます。
今回は、30代男性のお客様から
お話を聞いていくと
仕事を始めてからデスクワークが多くなり、肩こりはずっとあった。
ここ数年、頭痛が増えてきて、半年前から頭痛がひどくなり、頭痛薬が手放せなくなった。
とお話をいただきました。
いつも通り、全身を確認しながら施術をしていくことで繋がりがみえ、原因がわかりました。
今回は、
①頭痛とは?
②今回の頭痛の原因と解決策は?
③実際にお伝えしたセルフケア
についてお話いたします。
①頭痛とは?
頭痛は、多くの人が経験する症状のひとつで、
実際に日本人の約4人に1人が何らかの頭痛を抱えていると言われています。

その一方で、「自分の頭痛がどのタイプなのか」「どうすれば根本的に改善できるのか」が分からず、
ただ薬を飲みながら日々をやり過ごしている…という方も多いのではないでしょうか?
整体院の立場から「頭痛の種類」と特にご相談の多い「首や肩の筋肉が原因となる頭痛」についてご説明させていただきます。
自分の頭痛のタイプを知ることは、改善のための第一歩です。ぜひ、最後までお読みください。
【1】頭痛の大きな分類
頭痛には、大きく分けて次の2つの種類があります。
◆ 一次性頭痛(慢性的な頭痛)
これは、頭痛そのものが病気として存在しているもので、以下の3つが代表的です。
◎ 緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)
もっとも多くの方が経験するタイプの頭痛です。
長時間のデスクワークやスマホ操作、悪い姿勢、ストレスなどが原因で、首や肩の筋肉がこわばることによって起こります。
痛みの特徴は、「頭全体が締めつけられるような」「重だるい」感じ。ズキズキというよりは、鈍くて不快な痛みが続くことが多いです。

◎ 片頭痛(偏頭痛)
主に20〜40代の女性に多く見られるタイプです。
脳の血管が拡張することで、神経が刺激されて起こると考えられています。
痛みは「ズキズキ」「ガンガン」と脈打つような強い痛みで、頭の片側に出ることが多いですが、両側のこともあります。
光や音に敏感になったり、吐き気を伴うこともあります。
◎ 群発頭痛
発症頻度は少ないですが、「目の奥がえぐられるように痛い」と言われる、非常に激しい頭痛です。
ある一定の期間、毎日のように同じ時間帯に発作のように現れるのが特徴です。
涙や鼻水、目の充血を伴うこともあり、日常生活に支障が出るほどの痛みになることもあります。
この頭痛がある方は、早めに医療機関での診断をおすすめします。
◆ 二次性頭痛(病気が原因の頭痛)
こちらは、くも膜下出血・脳腫瘍・髄膜炎など、他の病気が原因で起こる頭痛です。
次のような症状がある場合は、ただちに医療機関を受診してください。
• 突然の激しい頭痛(バットで殴られたような痛み)
• 手足のしびれやろれつが回らない
• 意識がもうろうとする
• 高熱や首の硬直を伴う
整体では対応できないため、病院での検査が最優先です。

整体でよく見られる「首や肩こりが原因の頭痛」
私たちが最もよく出会う頭痛は、上記でもご紹介した「緊張型頭痛」や、「頸部筋由来の頭痛」です。
これは、日常生活のなかで起こる「首・肩の筋肉の緊張」が原因となって、頭痛を引き起こしているタイプです。
特に多いのが、
• 長時間のパソコン作業
• 猫背やストレートネックの姿勢
• 精神的なストレスや緊張
• 噛みしめ・歯ぎしり・食いしばり
• 冷えや運動不足
などによって、首や肩の筋肉が硬くなり続けること。
この状態が続くと、筋肉の中の血流が悪くなり、疲労物質がたまり、トリガーポイント(押すと響く痛みを出す点)が形成されます。
こうした筋肉の緊張が、後頭部やこめかみ、目の奥、頭のてっぺんなどに痛みを飛ばすことがあります。
これが、筋肉由来の頭痛(筋・筋膜性頭痛)です。
②今回の頭痛の原因と解決策とは?
今回のケースでお話しますと、
今回の方は、
『緊張性頭痛』の可能性が高いと思います。
では、なぜ起きてしまったのか1つ1つご説明していきます。
まず、問題点としては、
・背骨・肩甲骨の硬さ
・普段の姿勢が悪いことで首周りの筋肉の硬さ
がありました。
みなさん、『ストレートネック』と1度は聞いたことありませんか?
自分自身がそうかも?と思う方も多いと思います。

背骨が硬いことで、本来ある背骨のカーブを作り出すことができず、頭が前に出てきてしまう姿勢ですね。
長時間デスクワークをしていると、どうしても日中動かす背骨が動きの回数や範囲が狭くなってしまいます。
それが積み重なることで、どの年代でも『猫背』というものが誕生します。
こんな経験はありませんか?
買い物をたくさんして車まで買い物袋を肘にかけていて
荷物を下ろした後に、肘を動かすと
痛ててて、、、
と。

でも何回か動かすうちに徐々に痛みなく動かせるようになりますよね?
あの5分かかるかどうかの時間でも関節が固まってしまうのに
長時間猫背姿勢で仕事してしまうとどうなってしまうでしょうか?
パソコン作業している画像 横から
そう、背筋を起こしづらくなってしまうんですね。
人間というのは、動かしやすい方向に動くものなので、意識しないとどんどん身体が起こせなくなってしまいます、、。
本来、頭は体の上に乗っているものなので頭を支えるために筋力はそこまで必要ありません。
ただ、猫背になってしまい、身体を起こすことができなくなる、デスクワークで頭が前に出てしまっている
となった場合、
頭を支えるために、本来働く力よりもよりパワーが必要になってしまい筋肉が硬くなってしまう。

この硬くなった筋肉が神経や血管を刺激してしまい、頭痛が起こってしまいます。
なので、まずは長時間同じ姿勢をとることを気をつけてもらうこと、背骨を動かす体操を行なっていただき、徐々に硬さが取れてきました。
姿勢を気をつけるようになっただけでも肩こりの辛さや頭痛の頻度は減ってきたとお話しいただきました。
日常的な負担が減ることで首周りの筋肉の硬さが取れてきて、首を動かせる範囲まで増えていきました。
この記事を読んだ機に、同じ姿勢を長時間とらないように意識してみることもいいと思います。
③実際にお伝えしたセルフケア
・スマホっくびに対する胸のストレッチ!
・猫背の方必見!前鋸筋エクササイズ!
まとめ
①頭痛とは?
②今回の頭痛の原因と解決策は?
③実際にお伝えしたセルフケア
についてお話させていただきました。
それぞれのセルフケアをご紹介しましたが
これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください
こちらの問い合わせ、もしくは電話でのご連絡ください。
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