- 仕事が忙しくなると頭痛が出てくる
- 慢性的な肩こりに悩んでいる
このようなお悩みありませんか?
今回のブログを見ていただくことで、このような頭痛の対策をすることができます。
お悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。

こんにちは。
整体院Body Make Salon R 見明 大(みあけ だい)です。
今回は40代女性のお客様から
デスクワークの仕事を始めてから頭痛が時々起きるようになってきた。
特に月末や月初には忙しくなり頭痛が続くことも多かった。
最近になり、頭痛の頻度が増えてきて不安になった。
とお話しがありました。
いつも通り全身を確認しながら背術をしていくことでつながりが見え、原因がわかりました。
今回は、
①眼精疲労と頭痛の関係性について
②今回の方の原因と改善策
③実施にお伝えしたセルフケア
についてご説明していきます。
①眼精疲労と頭痛の関係性について
まず「眼精疲労」とは、ただの目の疲れとは少し違います。
休憩すれば取れる一時的な疲労ではなく、休んでも回復せず、頭痛や肩こり、吐き気、集中力低下など 全身に影響が広がってしまう状態を指します。

眼精疲労の主な症状
- 目の奥が痛い・重い
- かすみ目、ピントが合いにくい
- 光がまぶしく感じる
- 首や肩のこりを伴う
- 頭痛、吐き気
では、なぜ目の疲労から頭痛が起きてしまうのでしょうか?
説明していきます。
- 首や肩の筋肉の緊張
目を使い続けると、実は首や肩の筋肉も緊張します。
特に後頭部と首の境目にある「後頭下筋群」が硬くなると、神経や血流が圧迫され、頭痛につながります。
この部位は目の動きとも深く関係しており、眼精疲労から頭痛が出やすいポイントです。
- 自律神経の乱れ
目は自律神経と密接につながっています。
強い光や長時間の画面作業で交感神経が優位になりすぎると、血管が収縮し、頭痛が起こりやすくなります。
- 血流の悪化
首や肩がガチガチになると、血流が妨げられて脳への酸素供給が不足します。
その結果、「締め付けられるような重い頭痛」や「ぼんやりする感覚」が生じるのです。

- 姿勢不良
スマホをのぞき込む姿勢や、猫背のままのデスクワークは、首に大きな負担をかけます。
頭はボーリングの球ほどの重さがあるため、前に出るだけで後頭下筋が緊張し、眼精疲労から頭痛を引き起こしやすくなります。
◆ 頭痛の種類と眼精疲労の関係
眼精疲労が関わる頭痛にはいくつか種類があります。
・緊張型頭痛
頭を締め付けられるような鈍い痛み。首や肩のこりとセットで出やすい。
・片頭痛(偏頭痛)
ズキズキと脈打つような痛み。光や音に敏感になりやすい。
・眼精疲労による二次的頭痛
目の奥が痛み、そこから頭全体に広がるタイプ。
どのタイプでも「首・肩の緊張」や「目の酷使」が関与しているのが特徴です。
②今回の原因と解決策
今回の原因は肩甲骨の硬さが問題でした。

まず、肩甲骨の硬さが問題でなぜ頭痛が??と思う方もいるかと思うのでそちらもご紹介していきます。
まず、肩甲骨って実際なんなの?どんな動きするの?
というところからお話ししていきます。
肩甲骨は
背中の両側にある三角形の骨
で、腕を動かすときに必ず一緒に動く、
いわば「腕の土台」とも言える存在です。
実は肩甲骨の動きの良し悪しが、そのまま 姿勢の良し悪し に直結していることをご存じでしょうか?
「猫背になりやすい」「肩が凝る」「呼吸が浅い」といったお悩みは、肩甲骨の動きと深い関わりがあります。
◆ 肩甲骨の基本的な動き
肩甲骨はただ背中に固定されているわけではありません。
筋肉で支えられ、6つの方向に大きく動きます。
1. 挙上(持ち上げる) … 肩をすくめる動作
2. 下制(下げる) … 肩を下に押し下げる動作
3. 内転(寄せる) … 背骨に近づける動作(胸を張る)
4. 外転(離す) … 背骨から離す動作(背中を丸める)
5. 上方回旋 … 腕を上げるときに肩甲骨が外上方に回転する
6. 下方回旋 … 腕を下げるときに肩甲骨が内下方に回転する

この複雑な動きによって、腕は大きな可動域を確保できています。
つまり、「肩甲骨が自由に動くかどうか」が、肩や腕の機能に直結しているのです。
特に今回の方の場合は、姿勢が猫背になりやすく、仕事中もこの姿勢になることが多いとお聞きしました。
猫背になると、肩甲骨は外側へ広がり、前に引っ張られます。
この状態では背中の筋肉が伸ばされて弱くなり、胸の筋肉(大胸筋など)が縮んで硬くなるため、ますます猫背が固定されてしまいます。

今回の場合、
仕事が忙しくなると頭痛が出てきて、徐々に頭痛の頻度が増えてきたので、
長時間同じ姿勢による作業で胸筋が硬くなってしまい、猫背の状態で姿勢が固まってしまいます。
猫背になると頭が前に出てしまうので、首の筋肉は頭を支えようと余計に力が入ってしまいます。
その状態が続くことで首の付け根の筋肉が硬くなるということになります。
硬くなることで、脳への血流が減り頭痛が引き起こされたということになります。
デスクワークによる眼精疲労の影響も考えられますが、仕事中の姿勢がより頭痛を助長してしまったと考えられます。
今では、姿勢を気をつけながら頭痛なく思う存分仕事できていますをお話しいただき、とても嬉しく思います。

③実際にお伝えしたセルフケア
⚫︎スマホっくびに対する胸のストレッチ
⚫︎猫背の方必見!前鋸筋エクササイズ!
手首を柔らかくしたい方必見!サボり筋エクササイズ!
まとめ
今回は、眼精疲労と頭痛の関係性についてと猫背に対するセルフケアについてお話しさせていただきました。
①眼精疲労と頭痛の関係性について
②今回の方の原因と改善策
③実施にお伝えしたセルフケア
それぞれのセルフケアをご紹介しましたが
これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください
こちらの問い合わせ、もしくは電話でのご連絡ください。
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